先週末は、Pangea EXPO、そしてEGG BRAINの「SCRAMBLE CIRCUIT 2026」。
2日間、SABOTENを見てくれたみなさん、本当にありがとうございました!
と書いたものの、、
「ありがとうございました」だけでは、ぜんぜん伝え足りない💦
サーキットイベントって、たくさんのライブハウスでたくさんの出演者がいてて、同時進行でライブ行われます。
その中でSABOTENを選んでSABOTENを見にに来てくれた。
それが本当〜に嬉しくて嬉しくて。
フロアにいてくれたひとりひとりの顔を見ながら、何度も胸がいっぱいになりました。
ひとりひとりの顔を写真に撮って保存したいくらい嬉しかったです。
気持ち悪いですね。笑
でも、ほんまにそれくらい嬉しかった。
そしてライブが終わってからも考えていました。
なんでこんなにも嬉しいんやろう。
なんでこんなにも、胸の奥がぐっとなるんやろう。
その答えを探していたら、
僕が初めてバンドに出会った頃の気持ちまで戻っていきました。
バンドは、最初に見つけた居場所でした
僕が初めてバンドをやったのは高校生の時です。
まだSABOTENではなく、別のバンドでした。
その時の僕にとって、バンドは「居場所」でした。
ドーンと音を出して、
ガーッと叫んで、
不器用な自分をそのまま出しても、
そこでは怒られるどころか、喜んでくれる人がいた。
「ここって、自分がいてもいい場所なんや」
そう思えました。
最初は、完全に自分のためでした。
自分の居場所のため。
自分が生きていける場所を見つけるため。
自分を救うために、音楽を始めました。
そして、単純に憧れでした。
こんな最高なものが、この世の中にあったんや。
体中に電気が走るような、
雷が落ちたような感覚。
これで食べていくとか、成功するとか、
そんなこともまだ考えていませんでした。
ただただ、
「この世界がいい」
「ここで生きていきたい」
そう思いました。
ちなみに、僕の学校の音楽の成績は、5段階で2!笑
他の教科はわりと良かったのに、音楽だけ2
一番苦手だったはずの場所が、
一番行きたい世界になってました。
人生って、人の選択って、時に予想不可能です。
自分のための音が、誰かに届いた
そこから少しずつ、ライブを重ねていきました。
当時やっていたバンドで、今無き門真ウッドペッカーや、枚方BLOW DOWNに出演して、
10代の自分たちなりにオリジナル曲を作って、必死でライブをしていました。
すると、1人、また1人と、
「めっちゃいいやん」
「好きやわ」
と言ってくれる人が現れました。
その時の嬉しさは、今でも覚えています。
自分の作ったものが届いた。
自分の存在を見つけてもらえた。
自分たちの音楽を、誰かが待ってくれるようになった。
もちろん、その時もまだ、自分のための気持ちは強かったと思います。
でも、誰かが喜んでくれた瞬間から、
音楽は少しずつ、自分だけのものではなくなっていきました。
「君のため」に作った曲
大きく気持ちが変わったのは、レーベルがついた時でした。
SABOTENを拾ってくれた人たちがいて、
その中で安藤さんという方と出会いました。
忘れもしません。
安藤さんが独立して、
その新しいレーベルの最初のリリースが、SABOTENの作品になりました。
その時、安藤さんに言われました。
「キヨシくん、明るくてスカッとした作品を作ってほしい。これ、社運がかかってるんだよね〜」
その言葉を聞いた時、僕はすっごく嬉しかったんです。
こんな僕らに、そんなふうに期待してくれているんや。
僕らの音楽に、人生をかけてくれている人がいるんや。
そんなふうに思いました。
そこで作ったのが2ndアルバム「NO RAIN NO RAINBOW」でした。
自分の夢だけではなく、
誰かの期待に応えたいと思って作った作品でした。
自分のためだった音楽が、
「君のため」になった瞬間だったと思います。
尖っていた自分と、今の自分
そこから、SABOTENを続けていく中で、
音楽に向かう気持ちは何度も形を変えていきました。
あなたのため。
メンバーのため。
レーベルの仲間のため。
ライブハウスのため。
応援してくれている人たちのため。
「この人たちのために鳴らしたい」
そう思うようになっていきました。
でも、ずっと綺麗な気持ちだけで続けてきたわけではありません。
長くバンドをやっていると、いろんなことがあります。
悔しいこともあるし、腹が立つこともある。
「こんな人たちのために音楽をやりたくない」と思った瞬間も、正直あります。
尖っていた時期もありました。
「バンドはこうあるべき」
「ライブはこうあるべき」
「パンクはこうじゃないとあかん」
そう思っていたこともあります。
今でも、思うことがゼロになったわけではありません。
サーキットイベントで、ライブを見ていないのに挨拶だけ来られると、
心のどこかで「なんなん?」と思う自分は今も存在します。笑
でも今は、
「みんな頑張ってるんやな」
「自分たちなりに道を作ろうとしてるんやな」
とも思えるようになりました。
丸くなったと言われたら、そうかもしれません。
でも、弱くなったわけではないです。
自分たちが大事にしているものは、今もあります。
譲れないものもあります。
ただ、それを誰かに押しつけることが、自分のやりたいことではなくなった。
大事にしたいなら、
自分たちがステージで示せばいい。
言葉で決めつけるのではなく、
音で、ライブで、姿勢で見せればいい。
今はそう思っています。
魂くらいいくらでも削ります
ライブに集まってくれたみなさんの顔を見て、改めて思いました。
僕は、SABOTENに関わってくれる人の人生を少しでも豊かにしたい。
大げさに聞こえるかもしれません。
でも、心からそう思っています。
ライブの時間だけでも、
来てくれた人の心が少しでも明るくなったらいい。
ちょっとでも強くなれたり、
ちょっとでも優しくなれたり、
明日を生きる力になれたらいい。
そのためなら、自分の魂くらいいくらでも削ります。
SABOTENというバンドを使って、
僕が渡せるものがあるなら、惜しみなく全部渡したい。
ライブで鳴らした音は、
ただ曲を演奏しただけではありませんでした。
今まで続けてきた時間も、
悔しかった日も、
まだ諦めきれない夢も、
来てくれた人への感謝も、
全部まとめて音にしていました。
だからこそ、思いました。
今のSABOTENを見てほしい。
昔のSABOTENを知ってくれている人にも。
最近SABOTENを知ってくれた人にも。
名前は知ってるけど、まだライブを見たことがない人にも。
今のSABOTENを、ライブハウスで受け取ってほしいです。
27年目のSABOTENは、まだ燃えています🔥
SABOTENは、もう27年やっています。
もちろん、1年目の頃とは違います。
体力では負けるかもしれない。
勢いでも負けるかもしれない。
尖り方でも負けるかもしれない。
でも、今のSABOTENには、今のSABOTENにしか鳴らせない音があります。
若さだけでは鳴らせない音があります。
続けてきたからこそ鳴る音があります。
失敗して、悔しくて、それでもやめなかったからこそ届く言葉があります。
昔よりも、もっとぶっとい気持ちで届けられる自信があります。
もっとたくさんの人にSABOTENを広めたい。
もっと動員力もつけたい。
PINEFIELDSのためにも、メンバーのためにも、ライブハウスのためにも、もっともっと大きくなりたい。
理想には、まだ全然届いていません。
毎日、悔しいです。
でも、今こうして関わってくれている人たちがいる限り、
僕は全身全霊で鳴らします。
ライブハウスに来てくれた人が、
「来てよかった」
「明日からまた頑張れそう」
「SABOTEN、まだまだ見たい」
そう思ってくれるようなライブをしたい。
この火力が尽きるまで、
SABOTENを鳴らし続けたいと思います。
6月27日、心斎橋Pangeaでワンマンです!
6月27日(土)
心斎橋Live House Pangeaで、SABOTENのワンマンライブがあります!
SABOTEN「Dessert in Desert」TOURの初日です。
ワンマンライブは、やっぱり特別です。
曲も、空気も、流れも、その日だけのSABOTENをたっぷり鳴らせる日です。
この日、最高のスタートを切りたいです。
でもそれ以上に、
来てくれた人に「今日来てよかった」と思って帰ってほしい。
SABOTENを好きでいてくれている人には、
「やっぱりSABOTENが好きや」と思ってほしい。
少し迷っている人には、
「来てよかった。もっと早く来ればよかった」と思ってほしい。
初めての人には、
「なんか知らんけど、めっちゃ胸に残った」と思ってほしい。
6月27日。
心斎橋Pangea。
今のSABOTENを、受け取りに来てください。
この日を一緒に、最高の夜にしたいです!
心よりお待ちしています!

